うどんこ病は、葉に白いカビが生える病気です。
カボチャ、きゅうり、メロンなどのウリ科の野菜でよく発生します。
ほとんどの野菜で発生しますが、ウリ科野菜以外で被害が大きくなることはあまりありません。
糸状菌(カビ)が原因です。
多くの糸状菌(カビ)は、湿度が高いときに繁殖しやすいですが、
うどんこ病は、やや乾燥気味でも発生します。
そのため、風通しを良くしても発生するので、防ぎにくい病気です。
じわりじわりと広がって、葉全体が真っ白になります。
ウリ科野菜でうどんこ病が発生するのは、株が大きくなった後半のことが多いです。
新葉ではなく、株元の葉に発生します。
そのため、病気が発生しても収穫まで持ちこたえることが多いです。