野菜の育て方・栽培方法

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種蒔き(種まき)

種蒔きのポイントをいくつか紹介します。

(1)水
発芽するためには水が必要です。
ただし、水が多すぎると酸素不足になって発芽しにくくなります。

水遣りを随時出来る場合は問題ありませんが、畑に直接播いて天候(雨)にまかせることがあります。
このときは、種を播いたときに、土を種にかぶせた後に土を上から叩くなどして圧着します。
そうすると毛細管現象で、地中から水分が上がってくるので水分が供給されます。

(2)温度
野菜の品目によって、発芽温度が異なります。
果実を収穫する果菜類は、25℃以上の温度が必要なものがほとんどです。
●ナス科の野菜(トマト、ナス、ピーマン)は、特に高い温度が必要です。
●変わったものとして、レタスの種は、25℃以上になると休眠して発芽しにくくなります。

(3)光
野菜の種には、好光性と好暗性(嫌光性)があります。
好光性は、発芽するために光を必要とするもので、種を深く埋めてしまうと発芽しにくくなってしまいます。
種の上に薄く土を被せるぐらいにします。この場合、水切れによる乾燥に気をつけます。
●好光性種子の野菜には、ニンジン、ごぼう、レタス、シュンギク、ナバナ、セロリ、パセリ、バジル、ミツバがあります。
●夏場に種を直接、畑に播くニンジンは、発芽するまで水切れしないように注意が必要です。

(4)マメ科の種
マメ科の種は、水分が多いと腐りやすいです。
種を深く埋めすぎると過湿になりやすいので気をつけます。
●マメ科の野菜には、ソラマメ、エンドウ、インゲン、落花生、枝豆があります。
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