中間地・温暖地の露地栽培適期表(品種による違いあり。参考程度としてください。)
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●播種、▲定植、■収穫
3月~5月が種まき時期です。
発芽適温 | 25~30℃ | 生育適温 | 20~25℃ | 好適土壌pH | 5.5~6.8 |
- 株間100cm。
- 苗から初期段階にかけてウリハムシに食害されないように気をつけます。
- うどん粉病が出やすいですが、被害が軽ければ気にしなくても大丈夫です。
- 余計な側枝を除去して整枝します。1~3本仕立てにします。
- 雄花と雌花が別々なので、確実に果実をつけるためには人工授粉をするのが良いです。
- 人工授粉をすると収穫日の目安がつきます。
- 収穫後、1週間以上風通しのよい所に置くことによって味が良くなります。
- カボチャの仕立てはこちらをご覧ください。
カボチャには、日本カボチャと西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類があります。
本頁の写真は西洋カボチャです。
本頁の写真は西洋カボチャです。
カボチャは、雄花と雌花が別々の雌雄異花です。
花の根元が膨らんでいるのが雌花(右写真)、すっとした茎の状態が雄花(中央写真)です。
自然の状態では、虫が雄花の花粉を雌花に運んで受粉します。
ハウスの中や確実に受粉させる場合には、雄花を取って雌花につけて人工授粉させます。
カボチャの花は1日でしぼんでしまうので、雌花と雄花がタイミング良く開花しないと受粉できません。
花の根元が膨らんでいるのが雌花(右写真)、すっとした茎の状態が雄花(中央写真)です。
自然の状態では、虫が雄花の花粉を雌花に運んで受粉します。
ハウスの中や確実に受粉させる場合には、雄花を取って雌花につけて人工授粉させます。
カボチャの花は1日でしぼんでしまうので、雌花と雄花がタイミング良く開花しないと受粉できません。
人工授粉は、雄花(左写真・中央写真)の花びらを取り除いて雄蕊(おしべ)だけにして、雌花(右写真)の雌蕊(めしべ)にちょんちょんと花粉を付けます。
日光に当たらない部分は色が付かないので、ときどき実の向きを変えてやります。
尻の部分は地面に接しているので、日光に当たりにくく色がつきにくいです。
尻の部分は地面に接しているので、日光に当たりにくく色がつきにくいです。
西洋カボチャの収穫時期は、開花(受粉)から35日~50日後ぐらいです。
ヘタの茎部(果梗部)が縦にひび割れて、果実の表面の光沢がなくなったころです。
収穫は早すぎても遅すぎても甘みがつきません。
ヘタが完全にコルク化しては、収穫が遅すぎです。
収穫したら、風通しの良いところで一週間ぐらい乾燥させます(キュアリング)。
キュアリングをすると貯蔵性が良くなり、でんぷん質が分解、糖化して甘みがのります。
ヘタの茎部(果梗部)が縦にひび割れて、果実の表面の光沢がなくなったころです。
収穫は早すぎても遅すぎても甘みがつきません。
ヘタが完全にコルク化しては、収穫が遅すぎです。
収穫したら、風通しの良いところで一週間ぐらい乾燥させます(キュアリング)。
キュアリングをすると貯蔵性が良くなり、でんぷん質が分解、糖化して甘みがのります。
カボチャの病気・害虫・生理障害
左写真は、うどんこ病です。カビの病気です。
うどんこ病は、ほとんど必ずといっていいほど発生します。
ある程度、放っておいても大丈夫ですが、ひどくなると葉が黄色くなって枯れてきます。
ウリハムシ
害虫
葉を食害します。苗の段階で被害を受けると成長が阻害されます。
うどんこ病
糸状菌(カビ)
葉に白い粉状のカビが発生します。