ミツバチとハチミツ（蜜蜂と蜂蜜）

内検時には女王蜂の存在を確認することが重要です。
働き蜂と雄蜂とは大きさや見た目が異なるので、慣れるとすぐに見分けはつきます。
ただ、女王蜂は動き回るので、沢山いる働き蜂の中に紛れると見つけにくいです。
そこで、見つけやすくするために女王蜂にマーキングする方法があります。

（1）固定器に女王蜂を入れます。
（2）固定器の網面に女王蜂の背中がつくように優しく固定します。
（3）女王蜂の背中に塗料で印をつけます。

塗料は油性ペンで、押すと塗料が滲み出るものです。
塗料が垂れすぎないように、軽く背中に触れて塗料をつけます。

女王蜂を傷つけないように扱うことが大事です。
捕獲するときに女王蜂が飛んで飛んでいかないようにも気を付けます。


固定器（写真左）、油性ペン（写真中央）、マーキングした女王蜂（写真右）。