ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

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養蜂器具

ミツバチの群れは、養蜂業者から購入するのが一般的です。
販売は春先に行われ、冬の間に予約しておかないと品切れで購入出来ないことがあります。

主な養蜂器具を紹介します。

巣箱(写真左)と継箱(写真右)の中に巣枠を入れます。1つの巣箱に9~10枚の巣枠を入れることが出来ます。 継箱は巣箱の上に重ねて巣を拡張します。


巣枠には、巣礎張り完成品(写真上段)と半盛り空巣脾(写真下段)があります。
巣礎張り完成品は、巣枠に蜜蝋シートを張ったもので、ミツバチが巣房を作る土台になるものです。
蜜蝋シートには、蜜蝋によって薄く六角形のセル模様が描かれています。
この六角形をもとに巣房が形成されます。
半盛り空巣脾は、巣礎に巣房が少し作られたものです。
巣礎より空巣脾の方が巣房が出来上がっている分、ミツバチの負担を減らすことが出来ます。


ミツバチの群れの勢いが強いときは巣礎を、群れの勢いが弱いときには空巣脾を、などの使い分けを行います。
巣礎の方が空巣脾より価格が安いです。

給餌器(写真左)は、花蜜が不足しているときにミツバチの餌として砂糖水を入れて巣箱に設置します。 分割板は、巣箱内の巣枠が目一杯なく、片側の空間が開いている場合に壁代わりに使います。
隔王板(写真右)は、巣箱と継箱の間に入れて女王蜂の移動を防ぎます。 女王蜂に行き来を防いで、効率的にハチミツを採集出来ます。

ハイブツール(写真上左)は、巣枠を動かすときに使ったり、ムダ巣を取るときに使います。
燻煙器(写真上右)は、容器内で麻布を燃やして煙を出してミツバチを落ち着かせるときに使います。
ブラシ(写真下左)は、巣枠についたミツバチを払い落すときに使います。
面布(写真下右)は、ミツバチから頭と顔を保護します。



蜜刀は(写真上左)、ハチミツを採集するときに蜜蓋を剥がすときに使います。
分離器(写真上右)は、中に巣枠を入れてハチミツを取り出します。回転させて遠心分離させます。
はちみつタンク(写真下左)は、分離器で取り出したハチミツを溜めます。下のコックからハチミツを出して瓶に詰めることが出来ます。
巣門(写真下右)は、冬に巣箱の出入り口を狭めて冷風が入り込むのを防ぎます。



スズメバチ予防器は、スズメバチが巣箱内に入り込むのを防ぎます。 スズメバチ捕獲器は、スズメバチを捕獲するために使います。 王籠は、新しい女王を群れに投入するときに使います。 女王蜂マーキング用保定器は、女王蜂をマーキングするときに使います。
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