ミツバチとハチミツ（蜜蜂と蜂蜜）

ミツバチには蜜を集める訪花に幾つかの習性があります。

（1）蜜を採り尽くすまで蜜源に通い続ける。
（2）見つけた蜜源を仲間に知らせる。

例えば、ミツバチがレンゲ畑を見つけると、レンゲの花が枯れるまで通い続けます。
途中に他の花があっても寄り道はしません。

蜜源を見つけたミツバチは、巣に戻ると仲間のミツバチに蜜源の場所を教えます。
ミツバチの8の字ダンスと呼ばれるものです。
蜜源の蜜の量に比例して、ダンスは激しくなります。
蜜源から戻ってきたミツバチが、次々と8の字ダンスをするので、豊富な蜜源に仲間をどんどん誘導していきます。

この習性で効率よく花蜜を集めています。
また、この習性があるので単花蜜（1種類の花の蜜を主体とするハチミツ）が出来ます。